スポーツ障害について正しい知識を持とう!

スポーツをする上で万が一の時に役立つ必要な情報を紹介していきます。

野球の練習時の「かかとの痛み」とスポーツ障害

   

スポーツ障害とは、スポーツによって体の一定の部分に、繰り返し負担をかけ続けることで腱や靭帯、関節軟骨などに過度な負担がかかり、これらの組織やその周囲に炎症や変性、または破たんをきたすことです。つまり、使い過ぎ(オーバーユーズ)が原因となって発症することから、使い過ぎ症候群とも呼ばれています。

野球における「かかとの痛み」について

野球の場合、ダッシュやストップやジャンプを繰り返すことが多いため、慢性的にかかとに負担がかかります。そのため、土踏まずのアーチに大きな負担がかかるので「足底腱膜症」を起こすことが考えられます。この場合、足指の付け根からかかとにかけて付いている腱膜が弾力を失い、伸びることで炎症を起こします。朝の寝起き時、歩き出しに痛みがある、触ると痛いなどという症状が出てきます。

さらに、繰り返し運動を行うことで、腱膜が引っ張られ続けて劣化する段階において、かかとの骨の下に踵骨棘(しょうこつきょく)という出っ張った軟骨ができることがあります。この部分にヒビが入ると、歩くだけで痛みがあり、車いすが必要になる場合もあります。こういう症状の場合は「踵骨疲労骨折」が疑われます。

踵の痛みで推測される他の病名

同じように起こる踵の痛みでも、成長期の子供に表れる場合は、かかとの骨の状態により「踵骨骨端症」(シーバー病)という名前で知られています。成長期にしか見られない骨端核(こったんかく)という軟骨があります。これらの周りの筋肉や土踏まずが未発達なために、骨の成長に追いつかずに痛みが生じるとも言われています。

いずれの場合も、かかとに痛みがあるときは休養しなければなりません。違和感があったら早めの受診をおすすめします。

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